ババンバーンとバトルだ!
ガンダムだけと言っても過言ではなかったコミックボンボンの地位を押し上げた「メダロット」

まぁグルグルニャーの「サイボーグクロちゃん」や超強くなれる回れメリーゴーランドな「デビルチルドレン」と人気作はありますが、ボンボンと言えばメダロットでしょう!

まぁもちろん「ロボットポンコッツ」「NOA」やら「ザ・ミラクルオブザゾーン」みたいな異色揃いも多いですが、今日はメダロットを書きたくなったのでメダロットの思い出コラムです(*・ω・)ノ

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初代懐かしいー!


メダロットとは?

メダロットとは「メダル」「ロボット」「ティンペット」を組み合わせた造語です。
ロボットの基本となる骨組みの「ティンペット」「頭部・脚部・右腕・左腕」の4つのパーツを任意に取り付け、ロボットの頭脳となる「メダル」を組み込めばメダロットは動き出します。
そんなメダロットが身近に存在する近未来が舞台の作品。
ロボトル(ロボット+バトル)というメダロット同士の戦いが主なゲームシステム。

一般的なRPGのターン制ではないバトルシステム。
  1. 指示を出したらメダロットが真ん中に走る
  2. 真ん中に到着したメダロットが指示通りの行動をする
  3. 行動が終わったら画面端に戻る
これの繰り返しでリーダー機体の頭パーツを破壊すれば勝ちになります。
最大で3対3のバトルで戦略性(一応)求められる独特のシステムです。

自分の理想の最強メダロットを作りだせる事が大きな魅力です。


メダロット1の思い出

さてこのメダロット。記念すべき第一作は1997年11月に発売されています。
カブトVerクワガタVerの2本同時発売。ここら辺はポケモン商法と同じですね。
まぁこの選んだVerでとんでもない難易度の違いが生まれるんですが・・・

パッケージも凝っていたんですよねぇ。
プラモデルを彷彿させるようなゲームパッケージ。外観からでは全く想像できないゲーム性。
正直当時の僕はパケ買いでした。
カッコいいタイトルとワクワクする音楽。

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初代の箱絵。ワクワクするだろ? 

細かいことはどうでもいい。ロボトル楽しい!!
・・・が一時間もかからずぶち壊されるゲーム難易度^^



おい。お前のことだよ「ユイチイタン」



かなり序盤に出てくる中ボスなんですが、まずここでカブトVerを選んだ人は地獄を味わいます。

攻撃が当たらない!リボルバーは威力弱い。サブマシンガンは貫通しない。ミサイルは当たらない。
相手のブレイクは頭おかしいダメージが入る、攻撃を行うまでの行動も早い、かつ右腕左腕以外はHPが高い。
つうかプレス貫通とか本当にやめて。
 
もう頭に一撃いれるラッキーヒット狙うしかありません。

今なら理解しているステータスは開始一時間の小学生にの僕には理解できるわけがありません。潜水型脚部にさっさと変えるとかまず気づかないから。
どう考えたってメタビー一式で戦うだろ。

まぁクワガタVerもアンテナ使って成功率高めても、右腕左腕潰されるとかザラ。がむしゃら当たらない。



あれ?クワガタVerも地獄じゃん。



とまぁ序盤からトラウマ難易度の初代メダロット。
ちなみにユイチイタン戦ではメダロットを1体しか持っていない為負けるとゲームオーバーです。

攻略本読まないと絶対に手に入らないようなパーツやイベント。もちろん取り返しのつかない要素ですよ^^

  • ソフト2つ持っていても面倒なネコメダル
  • 座ると壊れるコスモエイリアン
  • 普通にクリアしたら全然パーツが手に入らないシノビックパーク
  • だだあまるシノビチケット
  • 隠し扉すぎて気づかないコウモリメダル
  • 到達EDによって手に入るメダル、むしろ別Verから奪わないと手に入らないメダル
  • 一撃で貫通吹き飛びのブラックメイルを使う狼男
  • GB版初代のみになぜかクリア前から販売しているラスボスのパーツ
  • メダルが増えないと面白くないのにほとんどのメダルが通常プレイだとまず無理
  • パーツも同じく

軽く書いてもこのレベル。イベントの取り逃しとかザラ。なにもかもストイックすぎません?

ちなみにこの緩和策なのかその後「パーツコレクション」という全メダル全パーツが手に入るVerを発売します。(通称:パーコレ) 

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5万本限定生産といいつつ、パーツコレクション2(メダロット2ではない)まで出してもう初代のメダロットは本気でカオス。

でも面白かったんだよなぁ・・・


メダロット2、3。そして伝説へ・・・

ここまでモンハンと違った意味でのマゾゲー「メダロット」もじわじわと人気が出て2の発売となりました。
2には主人公も変わり、ゲームボーイカラーが発売されたのでカラー対応。
ロボトル中に使える新要素の「メダフォース」の登場。
前作のメダロットも通信で手に入ったりと大幅なボリュームUPされた作品。

初代の主人公「ヒカル」から「イッキ」に変わり、ここからイッキ編と称しメダロット4まで続くことになります。

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序盤からエグイ中ボスも登場せず、メダルごとに覚えられる強力な必殺技の様なモノ「メダフォース」
初代に比べたら遊びやすい!遊びやすいぞぉっ!!
取り返しのつかないイベントも少なくなったし、問題なんか・・・



ありました



おい。おまえのことだよ「ゴッドエンペラー」




前作のラスボス「ビーストマスター」の後継機として出てくる2のラスボス「ゴッドエンペラー」
本来レーザーの弱点である成功率の低さをカバーしている左腕の「デスレーザー」が驚異の一言。
一撃200ダメージぐらいたたき出す上に貫通。この威力がどれくらいかというと、メタビー・ロクショウなどの主人公機純正だと一撃でやられます。

ちなみにメダフォースは本来ゲージをためてからじゃないと使えないのですが、ゴッドエンペラーちゃんは3体ともいきなりMAXです^^
デスレーザーを超える高火力のメダフォース「いっせいしゃげき」を開幕ブッパとかしてくれます。
メダフォースは回避、援護防御なんかも効きません。ゴッドエンペラーさんのいっせいしゃげきは400とか出たりします。
1ターンで負けるとかザラ。唯一の救いのバンカラン頭を所持していたとしても反射はメダフォースには効かない。

たまたま運よく勝利しても「ユ!ル!サ!ン!」と言われて2戦目突入。もちろんメダフォースはMAXです^^
(もちろんこちらはメダフォースMAXじゃありません)

負けたらもう一度1戦目から、苦労して2回勝ってからの隠しイベント「プリミティベビー戦」
この時セーブしてなくてベビーに負けて、またゴッドエンペラー・・・そんな人も居たと思います。

とはいえ楽しい思い出もあったんですよ?
アニメが放映されるようになって、メダ2CMで毎月「パスワードを入力すると手に入るメダロット」ってのがあったんです。あれを録画してメモを取って手に入れたりとワクワクしたなぁ。
「アンビギュアス」
「エイシイスト」
「クリムゾンキング」
「タラバクラバ」・・・懐かしい・・・。

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2のパーツコレクションも発売。ライバル機のスミロドナット、ウォーバニットが主役


そんなトラウマ量産しつつもさらに人気が上昇するメダロット。
メダロットが変形する「メダチェンジ」を搭載した「メダロット3」が発売されます。

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一部のメダロットは純正一式で揃えればロボトル中に変形するようになります。
主人公機も新しくなり、メダチェンジ機能を搭載!
カブトは「メタビー」から「サイカチス」へ
クワガタは「ロクショウ」から「ドークス」へ

この主人公機の変更、パーツの一新、あの熱い機体「アークビートル」の初参戦とちゃんとワクワクさせてくれる最新作でした。

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まぁパッケージ裏とアニメ、ボンボンで散々煽っていた「クラフティモード」がゲームの進行イベント限定(戦闘無し)など突っ込みどころが満載ですが。

3あたりからは物凄いトラウマを植え付けるような難易度は緩和されていきます。パーツの増量に伴う戦略性、メダルのレベル上げのしやすさ等も難易度を下げる一因です。

3といえば「あ…流れ星…!」とボイスを入れる試みなどどうしてそっち頑張った?な所もありますが、これこそある意味メダロットっぽい。

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パーツコレクションはこの3まで発売されて、その後のナンバリングタイトルでは発売されませんでした・・・寂しいね・・・。

後年イッキ編完結となる「メダロット4」、コイシマルが主人公の「メダロット5」と緩やかに人気が落ちていき、「Navi」「G」「真型(初代のリメイク)」など迷走を続け、発売元の「イマジニア」「ロケットカンパニー」がゴチャゴチャしたりと2010年までメダロットの新作は封印されていきます・・・。


さいごに

現在はナンバリングタイトルが「9」まで、美少女ばかりの「ガールズミッション」と相変わらず独自路線を突き進んでいます。

97年にメダロットのこんな設定を考え付くとか革新的なんですが、ボンボンでのメディアミックスとして漫画の連載の独特感もやばい。
原案者の「ほるま・りん」先生の絵とストーリーが独特。メダルに意思がある時点でなんだそれ!となりますが、もうこの独特の世界観は良い意味で頭おかしい^^

メダロット3のテーマは「環境問題」でしたし、宇宙人やら超古代とかあの設定を大真面目に子供向けでやってたんですから凄いです。
設定とアイデアだけでいえばポケモンを余裕で超えていると思うんですよねぇ・・・良い物=絶対に売れるではない事をある意味証明している作品です。

今は亡きコミックボンボンの一大コンテンツだったメダロット。今年で20周年になりますが、特に発表もされていません。さすがメダロット。
DSから9までの開発会社「デルタアーツ」も去年解散してしまったことも一因か・・・。

コアなファンが現代にも残っているので何とか復活していただきたいものです。
でっかく生きろよ男なら!横道逸れずにまっしぐら!を表してくれているメダロット。やっぱりなんだかんだ言って大好きです。(*・ω・)ノ