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ONE PIECE「火拳のエース」イメージリングを塗装してみた

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「―来いよ”高み”へ―」

みんなご存じ「火拳のエース」本編からはもう退場してしまいましたが、いまだに根強い人気を誇るキャラです。
メラメラの実とかあったら暖房いらずですよね。今日みたいな寒い日(12月並の寒波)は重宝しそうです。
エースの良さや、ワンピースの面白さは他のブログやネットにお任せいたしましょう。

指輪の塗装理由、完成するまで

今回はUFOキャッチャーなどで一時期景品として流れていたバンプレスト製の指輪を塗装したいと思います。

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投資金額約500円のストレートゲット

わかる人にはわかりますが、このエースの指輪「エースの海賊旗」がモチーフになっています。
エースのつけている指輪とかではないのであしからず。

なぜ塗装しようかと思ったのか?
 勢い  ・・・ってのもあるのですが、

  1. 「プライマーの強度を試したかった」
  2. 「メッキではなく金属塗装の限界を調べたかった」
  3. 「塗装を重ねる事によって下地の銀色はどこまで出てくれるのか」

以上、3つの理由です。 

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ガイアマルチプライマーを愛用しています
 
  • 「プライマーってなんぞや?

プライマーは金属や塗料の乗りにくい物に”塗料を乗りやすくする物”です。
コーティング作用、ABS樹脂の乳化・破損防止などに役立ちます。

メッキ塗装は電解ならまだしも、蒸着なんかは一般のご家庭じゃ無理です。(値段的にも設備的にも薬品的にも)
なので、代用でどこまでいけるのか?プライマーを使い金属の塗装。
塗膜を厚くしながら色を出していけるのか?ラッカー塗料のみでどこまでいけるのか?
これらの理由で生贄エースの指輪をかっこよく塗装しよう!って試みなのです。

さて、この塗装の様子はTwitterCasting【ツイキャス】で生放送したので、作業工程を写真撮影しておりません。
本日の記事は完成写真を並べていくちょっと寂しいスタイルでのご紹介になります。 

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真っ赤な誓い

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 適当な小箱に展示用の指輪スタンドを使っての塗装です

 

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塗料は基本クリアレッドを使っていますが、明度の調整の為クリアイエローも使用
塗り進めながら色を確認して、好みの赤にしていきます 

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最後はウレタンフィニッシュでもよかったのですが実験なのでラッカークリアで終了
金属なので凸凹も少なく下地が綺麗→磨き出しはさほど必要無し 

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装着

作業時間は1時間程度、さほど苦労もすることなく進めていくことができました。
色味は想像以上に綺麗に出すことができ、金属の銀色下地はやはりとても優秀です。
気付いた事は・・・

  • マルチプライマーはやはり万能。 

やはり素晴らしいプライマーの効果。塗面がべた付く為、ホコリの付着には気を付けないといけませんが、それは仕方のない事ですし、金属にここまで乗るのかという感動がそんな事を些細に思わせてくれます。
しっかり食いつきがいいので、クリア層をしっかり厚くすれば耐久性も高いのでは?
平面の広い塗面でどこまで食いつきが持ってくれるのかは確認が必要。 

  • 金属塗装だからメッキとは輝きが違う。

良い悪いの話ではないです。しっかり住み分けができるなと。車のアルミ塗装等ではまず透過した物は見たことないのですが、金属下地は色の深みがとても強いです。
メッキのヌメヌメ感もいい所がありますが、金属下地のキャンディ塗装はプラには出せない色を出してくれます

  • 乾燥時間が少し早い?

これは個人的に感じただけなのですが、金属の熱伝導が高いせいなのか、乾燥時間がとても早く感じました。
サクサク作る時には利点ですが、モタモタしているとすぐ乾燥してしまうのでリターダーの追加も必要な場合があるかも?

新しい実験類はいつになってもワクワクします。
今回の事でわかった事は「案外金属でも綺麗に塗れる」事ですね。
最後にツイキャス時のキャプチャ動画を貼り付けて今日はお別れです(*・ω・)ノ

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